こちらもだいぶ前に手にとって読み始めましたが、ようやく読み終えたので簡単にまとめを記しておきます。
まとめ
本書の意図とは異なるかもしれませんが、自分が本書から得たまとめを記します。
- 環境毎にスタッフエンジニアの定義はだいぶ異なる
- 主な典型としては4タイプが紹介されている
- テックリード
- アーキテクト
- ソルバー
- ライトハンド
- メンターやスポンサーとして行動する
- 接着剤となりチームを前進させる
- 組織としての成功に寄与する
- 重要でありながら、あまり他人が手をつけない領域こそが力を注ぐべき場所である
- 組織から与えられた権限や築いた人間関係を活かす
- エンジニアリング戦略を立てる、デザイン文書に落とし込む、ビジョンを共有する
- 技術品質を管理する
- 上位の権限と歩調を合わせる
- 権限を移譲する
- 正しい答えではなく、関係者が合意できる地点に導くことがゴールである
- スタッフエンジニアとして振る舞う者がスタッフエンジニアとなる
- 転職によってスタッフエンジニアとなる
- 社内で認知度を上げて、信頼を獲得してスタッフエンジニアとなる
- 仲間の障害を取り除き、チームの勢いを保つ
- 技術的な方向性を示し、チームを導く
- 1on1を通して、現場の課題を吸い上げる
- 問題を見出し、解決に動く
- 準備と機会が出会う時、そこに幸運が訪れる
- スタッフエンジニアは役職というよりは期待に対応するレベルを示すようなもの
- デザイン文書は問題を明確にし、解決について合意を得る方法である