もうかれこれ1年くらいはリモートワークを継続している。

3ヶ月間の育児休業を取得して仕事に復帰したのが今年の3月で、そのあたりから既にコロナの影響が出ていて職場ではリモートワークが推進されていましたね。

そんなわけで育児休業明けから今までずっとリモートワークを継続していて、気がつけば1年程度経ったわけです。

いや、正確には職場復帰したのが3月なので1年じゃないかも。

そんな話はありつつも、リモートワークを振り返ってどうだったかをまとめておこうと思いました。

良い機会なのでまとめてみるかという気持ちです。

結論から述べておくと、個人的にはリモートワークに肯定的な姿勢です。

リモートワークの実態とは

リモートワークの実態としては、オフィスに行くのとほとんど変わらないというのが正直なところです。

オフィスに出社していた頃を思い返してみると、出社して定例のMTGに参加して、基本的にはラップトップに向かって黙々と作業していました。

コミュニケーションは基本的にはチャットツールを使っていたりするので、直接口頭でコミュニケーションを取るということはほとんどなかった記憶です。

コミュニケーションを口頭ですると、当事者間での話となってしまい、記録として残らないですよね。一方で、チャットツール上でコミュニケーションを取れば記録が残るので過去のやり取りを参照することもできますし、他の人たちもそのやり取りを参照できるわけです。

リモートワークに移行して、どうだったかというとほとんど差分はない感じです。

MTGに関しては、zoomやmeet等で実施できますし、なんなら声の小さい参加者がいる場合には音声出力のボリュームを調整すれば良いわけです。

その点以外は特に業務的な差分が無いので、実態としては変わりないわけです。

また、オフィス環境と自宅環境の差異に関しては、一定の投資が必要な気はしています。

自分の場合は、幸いにも仕事部屋を用意して、そこにデスクと椅子を配置して、ディスプレイやマイク、カメラを設置して快適な環境を整備することができました。

実態としてはそのような感じです。

リモートワークは暇なのか

この話はよくある話題ですね。

在宅勤務だと周りの目がないのでサボれる、ラッキーというわけです。

でも、実際のところどうだったかというと、どうなんでしょうね。

個人的にはオフィスに出社するのと意識的にも変わりはなくて、むしろ集中して作業できています。

WEB開発なんかだとどこにいても同じだし、開発するのは仕事のためでもありますが、自分の経験獲得だったり、開発自体が面白くて好きでやっている部分もあると思っているので、個人的にはサボれてラッキーというよりは、効率的に作業できるようになってラッキーという感じがしています。

リモートワークはつらいのか

リモートワークはつらいのかという話に関しては、どうでしょうか。

うーん、つらいかつらくないかでいうと、リモートワークだから特別どうだという話は特に感じていないですね。

自分の場合は自宅で家族と共に生活していて、精神的につらいということもなく、家族と一緒にいられて良いなという気持ちです。

運動不足にはなりますね。

なので意識的に散歩をしたり、自転車に乗ったり、体を動かすようにはしています。

といっても、オフィス出社の時と比べると1日の歩数が3分の1くらいにはなっているので、この点は結構つらいと感じています。

リモートワークは不安か

リモートワークが不安かどうかという話で言うと、特に不安はないです。

職場ではアジャイルを採用していて、スプリント単位で計画を立てて日々のデイリースクラムで進捗を共有して作業を進めています。

また、PRによるコードレビューを契機としてコミュニケーションを取ることもできるので仕事の観点では不安と言うのは特にないですね。

個人的にはオフィスに行くか家に居るかの違いでしかないという認識なので、特に不安に感じることはないですね。

とはいえ、最初はリモートワークに対する不安はあったかもしれません。

それは初めてのことで、慣れていない、まだよく分からないという点での不安だったわけです。

なので、それはリモートワークに限った話ではないと思っています。

リモートワークの効率とは

リモートワークで効率は下がったのか、上がったのかという話です。

どうでしょうね。

自分としては、明らかに上がっているという認識ですが、前後比較できないので、どうなんだろうという気はします。

効率が上がっているのが、リモートワークによるものなのか、それとも成長によるものなのか、もちろんその両方ということも考えられます。

毎日の通勤時間がなくなり、それだけで1日の可処分時間が1時間から2時間程度伸びています。

その時間を睡眠に充てたり、学習時間に充てたり、個人の開発に使うこともできるようになりました。

また、隙間時間で休憩を挟んで家事の手伝いをすることもできるようになって、息抜きもしやすくなっています。

あと、自宅で作業部屋なので、環境をコントロールしやすくなりました。オフィスだと騒音をコントロールすることは難しかったりしますが、今では音楽を聴いたりして、自分のリラックスして集中しやすい環境を作ることもできるので、そういう積み重ねが仕事に対するモチベーションだとか、結果的に効率向上につながっている感じはします。

まとめ

今回は良い機会なのでリモートワークを振り返ってみました。

個人的にはリモートワークというのは家庭と仕事の両立という観点であったり、またはWEB開発という仕事との親和性を考慮すると良いスタイルだなと思っています。

というわけで振り返りは以上です。

Last modified: 2020年10月18日